Home > 雷から身を守るには
高さ20m以上の建物には、JIS規格の避雷針を設置することが義務付けられています。
(建築基準法、火薬取締法など)
このJIS規格の避雷針は、保護角45度の保護空間を確保するような規格になっています。
避雷針の先端を頂点として、地上に垂線を引くとすると、45度角で描かれる空間が、
雷の直撃から守られる保護空間になるという考え方です。
一般の建築物は60度の保護角内に入るように避雷針を設置し、
火薬庫やガソリンタンクなどは45度の保護角内に入るように、
避雷針を設置しなければなりません。
現在のJIS規格の制定後、雷の研究が進み、
現在は、この規格だけでは安全性を完全には確保できないと考えられています。
1.避雷針の高さが30m以下のときは、保護角45度が適用できます。
2.30mを超える避雷針の場合の保護空間は、高さにかかわらず、
接地中心から、半径30mが保護空間となります。
つまり、保護角の外側は、避雷針の恩恵にあずかれないのです。
実際に避雷針の設置をするときは、さまざまな条件を考慮する必要があり、
『本当の』雷の専門家の指導が必要です。建物や設備の構造を考慮し、適切な避雷設備の
設計、施工が望まれます。
しかしながら、単なる学者ではなく、実務の専門家と呼べる人材は決して多くはなく、
雷対策は欧米に比べ、20年~30年遅れているというのが実情です。
| 雷を安全に避けるには、建物の中に避難するのが一番です。山やゴルフのときにも、避難小屋が用意されていることが多くあるのは、そのためです。 しかし、建物の中に避難すれば、それだけで安心かというと、建物の中でも、注意しなければならないことがあります。 | |
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建物に落雷があると、雷の電気エネルギーは、いろいろなものを伝わって流れます。電線や電話線を伝わって、別の建物に、壁や柱を伝わって、大地に。 そのため、建物に中にいる場合も、落雷の場合、雷の電流が流れる恐れがある物から、できるだけ離れて、避難することが大切です。壁や柱から離れ、部屋の中央に避難し、電線類からも離れるようにします。 |
| 昔は、「雷がなったら、蚊帳(かや)中に隠れろ!」といったものですが、蚊帳の中というのは、おのずと、部屋の中央になるので、避難場所としては、理にかなっているように思われます。 | |
| 事実、雷を避けて避難小屋にいた人たちに落雷があったとき、柱の近くの人たちが被害を受けたという記録何件もがあります。 | |
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室内のように見えて、実は危険なのがテントです。テントへの避難の場合、テントが張られている場所によりますが、むしろ、外に居るほうが安全な場合が多いようです。テントはポールを使って立てるため、突起が多く、雷の標的になりやすい構造をしています。さらに、テントに落雷した場合、布には雷の衝撃を遮断する力がありません。また、空間としても狭いので、テントの中で安全な場所を確保することは、ほとんど不可能です。テントよりは、外に出て、かがんでいるほうがよいようです。できるだけ、高い木を見つけるか、くぼ地に難を避けるようにしてください。 高い木のそばに避難する場合は、別の注意が必要です。山やキャンプ場での避難方法を参照してください。 |
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| 木立がないところでの避難: | |
| 山など立ち木がない開けた場所で、避難するときは、頂上や尾根などを避けて、できるだけ低いところを探します。できるだけ窪地に非難することが大事です。 | |
| 高い木があるところでの避難: | ![]() |
| もし4m以上の高い木があるところでは、木のそばに避難します。そのとき重要なことは木に近づき過ぎないことです。木の高さの半分程度の距離だけ、幹から離れること、そして、枝や葉先からも体が2m以上離れることがポイントです。 | |
| 背の高い木には落雷の恐れがあります。 | |
| しかし、そのことは背の高い木の近くにいると、木が落雷を受け止めてくれることになります。避雷針の役目をしてくれます。そのため、木に落雷があったとき、その雷電流で感電しない位置に、避難するのがポイントになるわけです。 | |
| 葉先や枝からも離れるのは、落雷があった場合は、木の表面を電流が流れるため、枝や葉先からも距離が必要になるということです。 | |
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身に着けている金属類について: |
| 金属類の持ち物をあまり気にする必要はありません。金属か、木製品か、プラスチックかにかかわらず、突起部分が体から突出した状態にならないように注意します。棒状のものは持たないことが重要な原則です。 | |
| テントを張っているとき: | |
| 高い木のそばの安全なところにある場合を除いて、テントに非難することはかえって危険です。テントはポールなど尖った部分があるため、落雷の危険があります。また、テントに落雷があった場合、中の人は安全ではありません。テントの外で、身を低く、かがめているほうが安全です。 | |
| 避難するときの姿勢: |
| 地面にうつぶせ寝た状態になるよりも、かがむ姿勢がよいです。落雷があると、地面にも電流が流れます。体が直接地面に触れる姿勢よりも、靴底だけが地面に接しているほうが、安全性が高いからです。特に、雨で地面が多少でも濡れているようなときは、なおさらです。 |
| 人が雷に打たれた場合、雷撃によって呼吸停止、心停止などの緊急事態になる場合があります。 (もちろん軽症の場合や即死のような悲惨なケースもありますが) | |
| そんなとき、救急車のの手配はもちろん重要ですが、 そばにいる人は、 人工呼吸、心臓マッサージなど、救命のためにやることがあります。 | |
| 1.まず、被害者を安全なところに仰向けに寝かせる。 | ![]() |
| 2.呼吸が停止していたら、被害者の口を開け、 鼻から息が抜けないように鼻をつまんで口から息を吹き込む。 | |
| 3.胸骨の下の方(みぞおちの上)の骨の部分を強く10数回激しく押す。 速度は1分で80回程度 | |
| 4.2と3の動作を繰りかえす。 | |
| 言葉の説明ではわかりにくいでしょう。 いい例があります。 映画「ジュラシックパーク」です。 恐竜から逃れた子供たちが、 通電されていない高圧線を伝って逃げるシーンがあります。子供がぐずぐずしている間に、高圧線に通電され、 子供が電撃で飛ばされ、心停止になってしまいます。 (雷ではありませんが、まったく同じ状況です) | |
| このとき、心臓マッサージで一命を取り留めるという内容です。映画もいろいろ役に立つシーンがあります。 ビデオで、ご確認を! もちろん、実際の場合は、電流での焼けどなどもありますので、 濡らしたタオルや流水で冷やすことも忘れずに! | |
| 夏など雷の多い季節に、山やゴルフに出かけるときは、あらかじめ天気予報を調べておくことは大切ですが、実際に現地でも注意を払うことによって、雷の危険から身を守ることができます。 |
| 1.入道雲が発達し、近づいてくるとき、雨、風よりも先に、落雷があることもあります。 |
| 2.雷鳴は10kmほどの距離でも聞こえますが、雷鳴が聞こえる距離は、ほとんど落雷の危険がある範囲です。 |
| 3.AMラジオ、短波ラジオでは、遠方の雷が、雑音となって、受信状況に表れます。FMでは雷の影響が出ません。山などで、雷発生を検知するには、AM、短波ラジオを使います。 |
| 屋外で、人が雷に打たれる事故は、夏場が圧倒的に多い。外で過ごしやすい季節であり、夏は雷の季節でもあります。 | |
| ゴルフ場・運動場・原っぱ: | |
| すぐ近くに遮る(さえぎる)ものがないような原っぱで、雷の音が聞こえたときは、とにかく早めに建物など、安全な場所を探して避難することがよい。安全な場所が近くにないなら、避難するために必要な時間を考慮して、早めに避難を開始する。 | |
| 逃げ遅れたときの落雷の恐怖は、かなりのものである。無防備のところを上から狙われるような状態で、安全に逃げるすべはない。 | |
| ゴルフをしていたなら、クラブはそこに置いて逃げる。 |
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| 運動場でバットやラケットを使っていた場合も、バットやラケットは置いて逃げる。 | |
| 雨に濡れることは心配だが、命には代えられない。細い棒状のものが雷を誘導することを覚えておいてください。避雷針が細長いのにはそれなりの理由があります。 | |
| 勘違いをしている方がいるといけないので、念のため説明しておくと、避雷針は雷をよけるものではなく、むしろ雷を避雷針に誘導して、避雷針で落雷を受け、雷の電気を安全に地下に流すための設備である。避雷針は落雷しやすくするため、棒状に作られている。 | |
| もし、すぐ近くに避難できる建物がない場合でも、4m以上の木立や高いものがある場合は、その近くへ逃げる。しかもそこから高さの半分程度離れるのが、正しい避難方法である。高い木立がある場合、近くへの落雷は、木立に向かい、頂上から60度の角度で書いた円の外は安全になる。 | |
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海辺の砂浜で、遊んでいるとき落雷の危険があったら、 逃げ場がない場合は、水から上がってまず伏せること。(素足の場合)靴を履いているなら、かがんで身を低くする。 |
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| できるだけ防砂林などの4m以上の木立の近くで、なおかつ、木から適切な距離はなれたところへ避難します。この詳細は、山やキャンプ場での避難のところを確認してください。 | |
| 海の上での避難は、これより難しいです。 | ![]() |
| 海上にある船は平地の中の木立と同じような突起で、雷の格好な標的となります。大きな船の場合は、すべてそれなりの設備をもっっていますので、建物の中に居るときと同様と考えればいいのですが、小型の漁船やプレジャーボート、ヨットは十分注意することが必要です。 | |
| 船への落雷と同様サーファーへの落雷事故もありますので、サーフィン、ウインドサーフィンをされる方は、十分注意してください。船やサーフィンの場合、陸上と違って、避難する場合も動きが極めて遅いのが特徴です。港まで帰らなくてはならないとなると、時間がかなり必要です。そのため、雷から逃げようにも、逃げる場所がないという恐れがあります。地元の漁師たちが引き上げるときは、雷に限らず、いろいろな危険が考えられますので、早めに避難することが大切です。海の事故は、地元の人ではなく、よそから来た人がかなり多いのが特徴です。地域特有の危険がわからないのです。 |
| 漁師たちは、あそこに雲が起こると、雨になる、嵐になるなど、長年の経験でその地域特有の情報をもとに、早めに気象の変化を判断します。よそから来た人は、危険予知できない上、「たまの休み」を無駄にできないと、無理をしてしまうことが多いのです。 |
| また、田舎の人は、よそから来た人になかなか話しかけることができません。親しくなると、「そこはアブねーぞ」などと教えてくれます。けれども、親しくなっていないと、そこはあぶないとわかっていても、じっと見ているだけです。こころの中で、「あそこはあぶないのになあ」と心配し、気をもんでいるだけなのです。 |
| さて、雷に戻って、船、ヨットへの落雷事故は、狭い空間で起こるために、非常に危険です。体を低く、エンジンや操舵機器、またマストやアンテナなどの突起から離れること、特に、ヨットの場合、可能なら帆を降ろすこと、巻いてしまうことです。帆をはっていると、支えのロープなどが張り巡らされ、雷電流が思わぬところへ流れる可能性があります。安全な範囲が狭くなるからです。本来、ヨットには避雷針が必要です。 |
| 海中で泳いでいる場合: |
| サーファー、ウインドサーフィンをしている人に落雷があると、周囲の海中に雷電流が流れます。海水は電気をよく通すことを思い起こしてください。周囲ほぼ20mは危険です。感電しておぼれる危険があります。できるだけはやく岸にあがり、避難してださい。海中では動きが鈍いので、早めに避難しないといけません。海面に落雷があって、周囲で泳いでいた人が感電したという事故が何件もあります。感電すると、人は口から泡を吹いて、痙攣します。体の自由がきかなくなるため、海水を飲んで、おぼれてしまい陸上よりも危険が大きいわけです。近くの人が助けてくれなければ、命を落とすことになりかねません。 |
| 雷の事故:自動車の中の安全性 |
| よく自動車の中にいると、雷が落ちても大丈夫とい話を聞きます。自動車の中にいるとき、その自動車に落雷があったらどうなるのでしょうか。金属でできた箱に電流を流すと、電流はその箱の表面を流れます。電流は表面を伝って流れ、金属の箱の内部の空洞のところへは流れないのです。そのため、自動車の中にいる人は落雷があっても、大丈夫なのです。電車も同様です。 |
| ただし、金属はある程度丈夫であることが必要です。一般に鉄板が厚いほうがいいのですが、最低3mm程度の肉厚が必要です。薄い鉄板は雷の直撃では突き抜けてしまいます。 |
| 自動車の中での姿勢: |
| 自動車や電車に乗っているとき、落雷の危険を感じたら、けっして、車の外に出ないことです。そして、もうひとつ重要なことは、中にいる人は、箱の金属(車体)に触れていないことです。できるだけ、車体から離れていること、体の一部が導電性のもので車体と接触していないことです。自動車の中にいるからといって、自動車の壁に寄りかかっているのでは、安全とはいえません。 |
| 雷の電流が、車体の内部で空中放電することも、理論的には、ありえますが、通常、考えられるのは、雷電流が車体表面からタイヤを伝わって地表へ流れるということです。このときのタイヤなどのゴムは絶縁体とはならず、ゴムのタイヤの表面を伝わって電流が地面に流れます。ゴムのタイヤがあるから絶縁されて安全なのではなく、電流が金属表面を流れるため自動車の内部は安全なのです。 |
| 身に着けた金属は危険か?: |
| 雷は金属に落ちるので、野原や海、山で雷の危険を感じたら、身に着けている金属のものを取り外すのがよいといわれます。しかし、落雷は雷雲の静電気と地表の静電気の間の放電現象です。雷雲が発生すると、地表付近では、金属でも、木製品でも、ゴム製品でも静電気が発生します。実際に、雷は避雷針には当然落ちますが、高い木にもよく落ちます。 |
| いろいろな実験結果からわかることは、金属のものを取り外すことは、落雷から身を守るためにはまったく役に立たないということです。 |
| では、何をしても意味がないかというと、そうでもありません。次のことを知っておくことは危険から身を守る上で役に立ちます。 |
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1.雷は先がとがったもの(突起物)に落ちやすい。 危険なのは身に着けているものの材質ではなく、形が問題だということです。平らな地面に人が立っていると、雷から見れば、とがったものになります。避雷針も針という文字が使われているように棒状で、平板ではありません。とがったもの、体から突き出たような形のものが危険なのです。 たとえば、「野球のバット」木製のバットか金属バットかにかかわらず、危険です。 |
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2.雷は高いところに落ちやすい 材質ではなく、位置が問題ということになります。川原や海辺で釣をしているときなら、必ず釣竿は手放すこと。釣竿を持っていると、高い木があるのと同じになります。高い木と同じ危険があるということになります。林のようなところに何本もある木よりも、開けたところで振り回されている釣竿の方が危険ということになります。もし、雷の中で釣竿を振り回していたら、避雷針を持っているようなものです。傘も同様に危険です。また、自分が立っていることにも危険があります。木のそばに避難するもの危険があります。高い木に寄りかかっていたりすると危険です。高い木のそばへ避難するときは、山やキャンプ場での避難方法の項目を参照してください。正しく避難すると、高い木の近くは大変有効です。避難方法をいろいろ書いていますので、ほかをよく参照してください。 |
| 人体の電気耐力 |
| 体の外側: |
| 人間の皮膚は電流が流れにくい性質を持っています。電気の抵抗値でいうと、0.1~0.1Gオームです。ところが、汗をかいていると事情は変わります。汗は塩からいことでもわかるように、塩分を含んだ水ですから、電気をよく通します。 |
| 体の内側: |
| 体の内部の組織(血液、筋肉など)は、電気を通しやすく、抵抗値は300オーム程度です。人間の体は、絶縁体(皮膚)で覆われた導電体ということになります。そのため、雷の電流に対して、外面は多少の抵抗を持っていますが、内部に流れたとき、人体は導電体となってしまいます。 |
| 人が雷に打たれたらどうなるか? |
| 落雷事故は昔からあったが、そのとき、実際に人体にどのようなことが起こったかという研究はなかなか進まなかった。しかし、模擬人体や動物実験によっていろいろなことがわかってきた。 |
| 人体は表面の皮膚は絶縁体であるが、内部は導電対である。そこに、雷に相当する1300kV以上のインパルス電圧を加えると、皮膚の絶縁効果は失われて模擬人体の表面を覆うように放電が起こる。頭上から地表に連続的な面放電となる。その際、やけどを負うことが多い。やけど自体は浅いものが多く、軽症の場合がほとんどである。 |
| この場合、ビニール製のレインコートやゴムの長靴で、絶縁し、身を守ろうとするのは、この場合何の役にもたたない。人間の体は300オーム程度の抵抗値を持つ導体とまったく同じに作用する。 |
| 電気インパルスが一定値を超えると、人も動物も死亡する。その死因は呼吸停止、心拍停止である。インパルスに対する耐力は体重に比例する。体重が重い動物ほど、耐える力があるということになる。 |
| 山・ゴルフ場・運動場・海辺などで、雷に遭遇したとき、どんな格好が危険なのか、何を身に着けていると危ないのか知っておきたい。 |
| よく雷は身に着けている金属部分を狙うように落ちるので、金目の物は身につけていてはいけない。持っていたら危ないから、できるだけ取り外さなければいけない、などといわれます。取り外せない金歯や衣類、とくに下着についている金属はどうにもならないけど、そういう金属はどのぐらい危険なんだろうかと不安に感じます。「雷が金歯に落ちるから、笑っちゃいけない、口をあけてはいけない」など、いろいろ警告してくれる人がいますが、それは、どの程度本当のことなのか、確認しておきたいですね。 |
| 雷が金属に落ちやすいのか、いろいろな実験がなされましたが、結果としては、とくに金属が危険ではないことがわかってきました。むしろ、手に持っている棒状のもののほうが危険だということがわかってきました。 |
| 形が問題:その材質は問いません。 |
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山であれば、ピッケル。 釣であれば釣竿 ゴルフ場であればゴルフクラブ 運動場であれば野球のバットやテニスのラケット |
| 体から突き出たとうな突起部分があると、それが避雷針のように作用します。雷は先の尖ったものが好きだということです。傘もいけません。また、自分自身が大地の中で突き出た突起のようにならないことも重要です。原っぱで立っていてはいけません。できれば少しでも窪んだところでしゃがんでください。 |
| つまり、危険なのは「金歯」ではないということです。もちろん、絶対に金歯に落ちないという話ではありません。誤解のないようにお願いいたします。 |
| 雷の発生原因にもよりますが、通常は1時間程度で過ぎ去ります。可能なら大きな建物に避難してください。(洞穴やトンネルも安全) |
| テントはかえって危険です。常に事故から身を守ることを優先しましょう。自動車の中は安全です。ただし、自動車の中に避難した場合も、車体の金属から離れること、接触部分をなくすことに注意してください。自動車に落雷したときは、雷の電流はボディーの表面を伝い、さらにタイヤを伝って地面に抜けます。車体の鉄板部分は雷の電流が流れることについての認識は重要です。 |
| また、開けたところでは、雷鳴が聞こえるときは、落雷の危険範囲にいることを忘れないでください。 |
| 体に電流が流れることを、「感電」といいます。感電のときの危険度に関係するのは、電圧の大きさよりも、電流の大きさのほうです。 |
| 体に電流が流れると、筋肉が縮んだ状態になります。そのため、感電していながら、その電線や電気器具から手や体を引き離すことができなくなります。これはショックで動きが鈍くなるのではなく、筋肉の自由が利かなくなるためです。 |
| 電線を誤ってつかんで、感電したとき、自分で手を離すことができるのは、0.01A以下だそうです。(1991年ダルジールによる実験結果) |
| 人が落雷にあった場合、やけども負いますが、もっと大きな問題は、雷の電気的なショックです。心停止や呼吸停止が原因で死亡することが雷の事故の場合、最大の危険です。人が雷撃を受けると、電気ショックで、泡を吹いて、痙攣を起こし、全身をぴくぴくさせることになります。 |