Home > 雷の多い所
どんなことでも「世界一」というのは、偉い。
雷の多さ、激しさも世界一となると、やはりすごいものである。
オーストラリアでは、大陸内部から乾燥した空気が一年中北に向かって吹いている。
一方、北の海からは暖かく湿った空気が南に下りてくる。
北端のダーヴィンに近いトップエンドのあたりで両方の空気がちょうどぶつかり合う。
このトップエンドは、世界一雷の激しいところとして有名である。
10月末ごろに乾季が終わりを告げると、雨や雷の季節が到来する。
特に12月から1月は毎日のように激しい雨と雷に襲われる。
落雷は時に1秒に1回という激しさだそうである。
トップエンド付近で発生する積乱雲は高さ20kmにも及ぶ世界最大級のものである。
大陸の大きさや海との位置関係など雷にもってこいの地形であり、
そのため、規模もスケールが違う。
乾季の終わりを告げる雨と雷を人々は歓迎し、喜ぶそうである。
この雷のおかげで、トップエンドは雷研究の最前線として名高く、
多くの研究者たちが研究にこの町を訪れている。
| 雷は昔から、地震、雷・・・と、怖いものの代表に上げられており、落雷の衝撃は、宗教的な恐れともなり、落雷地点や被害にあった物が信仰の対象となることもめずらしくない。そのようなことで、各地に雷神社などができました。 | |
| 雷の危険から身を守る知恵は、ことわざなどでも言い伝えられています。また、雨をともなうため、雷は天候を気にする農業とも深くかかわりがあり、雨乞いなどで、この点でも雷は宗教的な結びつきが強い。雷に対して、人々は恐れとともに愛着のようなものを感じているようにも思える。 | |
| 雷の呼び名には、人々が生活の中で、雷を身近なものとして感じている、そんな印象を感じる。 | |
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らいさま:栃木、群馬、茨城など北関東の雷多発地域れーさま:らいさまの訛りであろう。福島や岩手 おりゃさまごろごろさま群馬、新潟など おれさま:宮城など。おらいさまの訛り?おりさま、おりゃさまとも。 おかんなりさま:山梨 かんなさま:新潟 がらがらさま:東京 ごろやん:奈良 「どんどろ」:備後など(いかにも、雷の不気味さを感じさせる)これに近いところではどんどろけ、どんどらさん、どんどらはんなどが広島、島根、四国などである。 |
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| 雰囲気があって、なかなかおもしろい。 | |
| 千葉県成田市。 | |
| 国際空港があり、空の玄関である。また、成田山も初詣客の多さでよく知られている。 | |
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この「成田」という地名について、昔からこの地域は雷が多いため、雷の鳴る田「鳴田(なるた)」が「成田」になったという説がある。 |
| もっとも、「成田」については、諸説あり、米がたくさん成るという説、「業・なりわいの田」(業田)が変わったという説などがある。 | |
| 北関東の利根川の流れに沿った地域は、栃木、群馬、茨城、千葉とどこも雷が多く、地形上「雷の道」「雷銀座」などといわれている。 | |
| 「このまちは日本一雷の多い地域であり、冬に雷が鳴る。」と主張しているのは、山形県鶴岡である。こちらには、雷屋さんというホテルもある。岬の突端に位置し、日本海に落ちる夕日や海越しにそびえる鳥海山を望む宿で、近港で水揚げされた新鮮な鮮魚料理と従業員による「雷太鼓ショー」が自慢だそうである。 |
| 冬の雷(冬季雷)は日本海側に特有である。北関東の夏の雷とは発生の仕方、性質も異なる。 |
| 栃木県・宇都宮が「雷都」なら、群馬県・東洋大学板倉キャンパスの学園祭は「雷祭」である。上州もまた雷のメッカである。山地の地形が上昇気流を生み雷を誕生させます。上州名物は古くから、「雷」と「からっ風」、それに「うまいうどん」と言い伝えられてきました。 | |
| 群馬県の郷土かるた2000年版の「き」の欄には、こんなのがありました。 きびしい自然、風、雪、雷(群馬の気候的特色、平野部の空っ風、北部の積雪、夏の熱雷) |
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| 県北部の雷の道 | |
| 新治村山地から、榛名山と赤城山の間を抜けて、前橋、伊勢崎、埼玉、本庄方面に雷雲の通り道があるといいます。 | |
| 県中央部の雷の道 | |
| 長野原、中之条から榛名西麓を抜けて、高崎から藤岡にいたる雷の道。このコースには安中、富岡、甘楽方面からの「分流」が合流してきます。 | |
| 県東部の雷の道 | |
| 栃木県境、足尾山系を源に勢多東村から大間々、桐生、太田につながる雷の道。 | |
| 全国有数の雷銀座といわれるゆえんです。 | |
| おそらく、栃木県は日本で雷が最も多い県のひとつだろう。 一番と言い切れないのは、北関東の群馬、茨城も多い。栃木が一番というと、他からクレームを受けかねない。 |
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| ともかく、夏の夕方はほぼ毎日、雷がなる。宇都宮は雷の通り道で、その名も雷都と呼ばれている。落雷も多い。激しさも格別だそうである。 | |
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宇都宮には、「雷都物語」という商品がある。地元の会社が登録するようになっている。「雷都」を名前に冠したものがたくさんあるようだ。 |
| また、宇都宮市では「みや雷都債」なる債権まである。 | |
| 雷神社と呼ばれるものは県内に30を超える。たぶん、落雷とも関係があるのだろう。 | |
| 余談だが、神社で見る「しめ縄」は、雷雲を表し、しめ縄から出ている「ぎざぎざ」の紙は、イナビカリを表しているという説がある。 | |
| 昔から宇都宮近辺では、雷が鳴り出すと、外で仕事をしている人は家に帰る。雷が落ちるのが怖いからという。地域のかたがたの長年の経験で、雷の怖さを十分知り尽くしておられるのだろう。 | |
| 宇都宮、栃木では雷のことを雷(ライ)様と呼ぶ。何だか、雷に対して愛情を感じているような気がするのですが。 | |
秋田県から島根県の日本海沿岸地域では、冬に雷が発生することがある。
11月、12月がピークである。
その大きな特徴は、局所的に発生するのではなく、かなり広範囲で同時に雷が発生することである。日本海がわの冬雷は、一般に、関東地方に見られる夏雷に比べると弱く、時間も短い。